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03 / 08
先日、近くのスーパーで明日のお弁当の食材を買いに夜中に立ち寄
ったとき。その店の隣に小さなお花屋さんが出店のようにあって、ふ
っと目についた30センチほどの小さな木を見つけてしまったのです。

    「花桃」という木。

 もうずっと探していたのに、なかなか出会えず、植物が大好きな私
はどこに行ってもお花や苗を買ってしまうのに、なぜか、この「花桃」
には会うことができなかったのです。いつの日か、この木を私の家の
庭に植えようと決意をして、もう何十年もたってしまいました。

 今でも鮮明に記憶しているのです。
 母が36歳でこの世を去る旅たちのほんの少し前、庭にこの「花桃」
の木を植えたのです。ピンクの花が咲いていたのを昨日のことのよう
に覚えています。

 そして、それから3年後、父の経営する会社の倒産によって、自宅
を売り渡す日、母方の母が、娘が大切にしていたこの木だけを抜いて、
自分の家に持ち帰って、庭に植えていた姿。

「靖子、帰ってきたよ。」
  と泣きながら、植えていた祖母の後ろ姿を
      何年たっても忘れることはありませんでした。

 いつの日か、大人になって家を持てたときに、この木を私の庭に植
えよう。もうずっと前から決めていたのです。

 だから、ふっと立ち寄った店先で見つけた時はびっくりしたのと同
時に母が帰ってきたようで、本当に嬉しかったです。

    母は34年前の3月8日の朝にこの世を去りました。

    2010年の3月8日の朝、
      母の大好きだった「花桃」の木を私の庭に植えました。

    これからは、彼女が私の庭の木陰で私を見守ってくれます。







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