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01 / 16
今年もこの1月10日に伊勢神宮に参拝させていただお時間をいただけました。例年よりも、参拝者の方の多いことにびっくりです。
 今年一年のみんなが元気で平和に過ごせることをお見守り頂きたいと、どの拝殿の前でも、同じ思いで手を合せました。いつにもまして、「パワースポットブーム」と長く続く社会情勢の不安のためなのか、伊勢市は人口以上に参拝者で混み合っていました。その中をくぐり抜ける様に帰路につきました。いつものように早朝にでて夕方には自由が丘に帰ってくるというお伊勢参りです。

 家に帰りついたら、息子が帰っていました。2浪目の息子にとっては、今が一番大切な時です。息子もちょうど、外で勉強していたのを帰ってきたばかりで、食事に誘うと、「今から先輩に会ってくるから」との返事。私は思わず、「成人式だからって同窓会なんて行かないでよ」と言うと息子には珍しく「当たり前だろ!!できるものなら外なんか一歩も出たくないよ!!」と悲痛な声でどなって、出かけていきました。
 今日は息子にとっても成人式だったのです。「おめでとう」も言えずに申し訳けない気持ちでいっぱいになりました。同級生のめでたい晴れやかな空気を、さすがの息子も悔しかったのでしょう。自分の意思で浪人生なんです。仕方がありません。それでも、彼の心が戦うのは当たり前です。

 数十年前の私の成人式。
 朝から夜中までずっと仕事をしていた。
 九州から上京して、誰も知り合いのいない私は
 その日、確かに誰にも「おめでとう」とは言ってもらえなかった。
 晴れ着などとは無縁だと思いこんで、
 仕事に明け暮れていたあのころ。
 悲しくて、悔しくないわけがありません。
 でもその時に決めていたはずだった。
 自分に子供ができたら、
 絶対に盛大にお祝いしてあげようと。

 だから、もう何年も前から息子の成人式のときは
 家族写真をあの方にとってもらって、
 お世話になった方をお呼びしてあそこのお店で食事をしようと。

 一人で勝手に決めていたのです。

 彼が決めた人生だから、浪人生の時代だってあってよし。
 そんなときに、お祝いなんてする親も失礼なことです。
 分かっていても、彼も母も同じ悔しさだったんです。

   お伊勢参りのときに自分でわかっていたのです。
   拝殿の前に立つと
    「息子の夢がどうかかないますように」と
   無意識に、いちばん最初にお願いしている私です。

    鈴木きよみの前に
       ただの母親なんです。

   いつか、彼の本当の成人式がくることを願って。


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