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09 / 29
施術中にふとしたお客様との会話です。

「我が家は鮎がみんな大好きなんですよ」

「じゃあ、今度、僕が釣ってきてあげますよ」

「新鮮な鮎なんてうれしい!!お願いしまーーーーす!」

 なんて、軽い気持ちでお話しをさせていただいたのに、
 
 ある日、サロンにたくさんの鮎をお届けくださったのです。

 本当に、本当に釣ってきてくださったのです。

     心からお礼を申し上げます。
           ありがとうございました。

 早速、我が家に電話をいれて、今夜は鮎の塩焼きを食しましょうと

 連絡をいれたのです。

 スーパーにならんだ鮎とは違って、本当に美味しかったのです!!
  
 一人、一匹でなく、おなかいっぱいになるほど鮎をいただけて

 我が家は幸せでした。

   でも鮎には私しかない思い出があるのです。

   小学生のころの息子は鮎が大好きだった。

   育ちざかりの息子のお腹を鮎でいっぱいにするには

   大変です。

   こっそり、「ママは食べたくないないから」と
   
   息子にあげていました。

   息子の小学生の頃の我が家の食生活といえば

   それそれは、ふつうのご家庭とは違っていました。

   朝ごはんのメニューは、揚げ物、焼き物、炒めもの。
   
   朝から、焼肉のときもありました。
   
   夕ご飯のメニューは、煮込み料理や、和え物料など作りおきの出来るものって

   決まっていたのです。

   なぜなら、夕飯は仕事がら、いっしょには食べてあげられなかったから。

   息子が大人になって、「カレーは嫌いだ。子供の頃、毎日、カレーだったから」

   と言われて、一人ぼっちのさみしさを感じたときもありました。

   毎日、カレーであるはずがないのに、彼ににとってはカレーの毎日に思えたのでしょう。

   ある朝、鮎の塩焼きをだしたら

   小学生の息子は

   「ふつうのお家は朝は鮭だよ、鮎なんて、変だよ」

   と、ぽつり。


       仕事を家事を両立させるのに、一生懸命だった時代。

       「鮎の塩焼き」は忘れない思い出の一コマなのです。

       家族の思い出はやっぱり食卓から始まります。
                みなさんの思い出はなんですか。
        

 
 

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